魔女裁判
この記事は2019年に書いています。
もう30年以上前ですが雑誌で漫画を掲載してもらいました。
今も手元に残してありますが見たくありません。
私が本当に描きたかったものは、魔女狩りの漫画でした。
中学生の頃からずっと描きだめていました。
、、、なぜ魔女狩りに興味を持ったのか
現在嫌がらせを受けている中学校は、私の母校です。そして、毎日のように誰かが継続的にいじめにあっていました。
なぜこんなに嫌な気分なのに誰も止めない、、と思っていましたが私も怖くて止めることが出来ませんでした。
そして群集心理についていろいろ考えるようになります。
私は、当時、いじめにあった記憶がありませんが現在その当時の同級生達から性犯罪を仕掛けられてしまいます。
当時の漫画です。
グロイですがここに目を向けないと人の本質を理解する事は、出来ません
魔女狩りとは、15世紀から18世紀までヨーロッパで実際に起こった集団殺人です。
被害にあったのは、身寄りのない孤独な女性が多く
少なくとも4万人の罪のない方々が拷問の末、処刑にあいました。
人間は、そんなに馬鹿な生き物でしょうか?
ここに集団心理が関わってきます。
こんな事が起こった原因を当時社会不安の高まりがパニックを引し起こし集団ヒステリー、、、とありますが私は、それを信じていません。
人は、集団から外れる事を極端に怖がります。
間違っていると手をあげる人はいません。
そして、被害者の特徴を考えると弱い者を集団で拷問して殺害して楽しんでいたのです。
それが人間に多く見られる本質です。
今も昔も犠牲者は、弱い立場の人間です。
その証拠に
現代に至ってもまだいじめは、なくなっていません。
けれど大きく変わった事が司法と私たちの立場、、、人権です。
この方達の犠牲により現在の司法があります。
歴史の流れの中、犠牲にあった数多く女性に心からのご冥福をお祈りいたします。